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パスワードで制限されたPDFファイルの印刷


PDFファイル

様々な文書や資料をインターネットで公開したい場合には、Adobe PDF(Portable Document Format)がよく利用されます。

PDFファイルを見るためのソフトAdobe Readerは、無償でダウンロードすることができますので、インターネットに接続可能なパソコンがあれば、誰でもPDFファイルを見ることができます。

マイクロソフトのワード、エクセル、パワーポイントやjustsystemの一太郎など様々なアプリケーションで作成したファイルをPDFファイルに変換することができ、それぞれのソフトで作成した書式やレイアウトとほぼ同じPDFファイルが作成されます。(レイアウトが崩れたりする場合もあります。)

PDFファイルを作成するためには、有料のAdobe Acrobat(アクロバット)が必要です。

PDFの印刷制限(パスワードロック)と解除

Adobe Acrobat(アクロバット)では、PDFファイルの編集が可能なため、インターネットに公開する資料で、編集されたくない場合などには、パスワードによる編集や印刷の制限(セキュリティ)をかけることが可能です。

このセキュリティ設定は、PDFファイルを見る方からすれば、印刷したPDFファイルを参考にしながら別の資料を作成したい場合などに障害になる場合があります。

インターネットで資料探しをして、やっと参考になりそうなPDFファイルを見つけても、印刷できなくいために、無駄に時間を費やして非効率な作業を強いられることがあります。

こんな時に便利なフリーソフト「Freeware PDF Unlocker 1.0」を見つけました。
このソフトは、プリントやコピー&ペーストの制限および文書を開くパスワードを解除することが可能です。

使い方も超簡単。ソフトをインストールしてできたアイコンに、パスワードを解除したいPDFファイルをドラッグ&ドロップするだけです。


追記
“PDF”、”パスワード解除”などの検索キーワードで、この記事がよく閲覧されているようなので、「Freeware PDF Unlocker 1.0」 以外でパスワード解除に役立ちそうなソフトも探してみました。

PDFCrack
PDFCrackは、辞書ファイルや総当たりでパスワードを解析するフリーソフトです。
解析可能なパスワードはオーナーパスワード(印刷・内容の変更・内容の抽出)とユーザーパスワード(閲覧)の2種類だそうです。

インストールの仕方や詳しい使い方は、Gigazineさんの記事(以下)からどうぞ
Windows上でもPDFファイルのパスワードを総当たりで解析できるフリーソフト「PDFCrack」


PDF Password Recovery Tools
PDFCrackと同じように、辞書ファイルや総当たりでパスワードを解析するソフトです。インストールして出てきたメッセージボックスで「try」を押すと、50回まで無料で利用できます。
ただし、総当たりで解析できる文字列は4文字までのようです。(有料版にのりかえれば、文字数の制限は解除されるようです。)
設定されたパスワードが短いとわかっている時には使えそうです。

PDF Password Recovery Tools



※PDFファイルのセキュリティ解除は、作成者の意図に反した行為になることから利用は自己責任でお願いします。




■ Adobe Reader
>>Adobe Reader


■ 過去記事
>>サクサク軽快に動くPDFリーダー「Foxit Reader」
>>PDFをエクセルやワードに変換
>>パワーポイント等をスライド化して、共有できるサービス「handsOut」
>>フリーでPDF作成ができる「Primo(プリモ)」

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